DVD オーサリング用バッチファイル TYPE 1(再生順ランダム)
概要
にーやんの動画作成支援バッチファイルの 1 つです。
1 つ以上の MPEG-2 をドラッグ&ドロップすると、複数のコマンドラインツールを使って DVD Video 形式のファイルに変換します。設定によっては、さらにイメージファイル(ISO)に変換することも可能です。
同様のバッチファイルにDVD オーサリング用バッチファイル TYPE 2(再生リスト使用)があります。
特徴/制限
- 処理対象となるのは、拡張子が .mpg、.mpeg、.m2p または .mpv、.m2v の MPEG-2 ファイル。
- 1 クリップごとに 1 つのチャプターが割り当てられます。
- 生成される DVD Video には、メニューがありません。
- クリップの再生順を指定することはできません。
動作に必要なもの
- 絶対に必要なもの
- dvdauthor
- mplex
- 条件によって必要となるもの
- mpgtx(ソースの拡張子が mp(e)g、m2p の場合にストリームを分離するのに必要)
- mkisofs(ISO 化する場合に必要)
上記のコマンドラインツールは、DVDStyler または DVDAuthor GUI に含まれています。いずれかのソフトをインストールすれば、これらのツールも利用可能となります(DVDAuthor GUI には mpgtx が含まれていませんが、mpgtx an mpeg toolbox から入手可能です)。
バッチファイルのダウンロード
dvd_authoring.zip - Windows Live (2006-12-24 更新)
使用方法
- まずダウンロードした ZIP ファイルを解凍してください。
- dvd_authoring.bat をメモ帳で開いて(コンテキストメニューからなら「開く」ではなく「編集」)、初期設定を行います。初期設定が終わったら、上書き保存してください。
- MPEG-2 ファイルを選択(複数選択可)して、バッチファイルに D&D します。
- ヒント: バッチファイルのショートカットを SendTo フォルダに置くと、[送る] メニューからビデオクリップを渡すことができます。SendTo フォルダは、"C:\Documents and Settings\ユーザー名\SendTo\" にあります(Windows XP の場合)。
- 指定したフォルダに、DVD Video フォルダまたは ISO ファイルが出力されます。
初期設定項目
設定項目に関する説明(コメント)はバッチファイル(dvd_authoring.bat)の中に書いてありますので、そちらを参考に設定してください。
注意
- Windows XP(SP2)で動作確認しています。その他の Windows OS(とくに 98/Me)では動かない可能性があります。
参考
このバッチファイルの作成にあたり、以下のページを参考にしました。
更新履歴
- 2006-12-21: 初版。
- 2006-12-24: 初期設定で指定されたパスのチェックを強化。
- 2007-10-01: FTP アップロード時に改行コードが変更されるため、ZIP 形式での配布に変更した(バッチファイルの内容に変更はありません)。