RemoveDirt 0.6
RemoveDirtがバージョンアップしています。
主な変更点は次のような感じ・・・らしい。
- RemoveDirtフィルタ自身に変更なし
- プリセットの追加(RemoveDirt.ini使用)
- ImproveSceneSwitchフィルタの追加(時間軸フィルタと組み合わせて使うと急激なシーンチェンジで有用)
ImproveSceneSwitchの書式は次の通り(パラメータの順番が正しいかどうか不明)。
ImproveSceneSwitch(clip, orig, int ratio, bool extrapolate, bool first, bool last, int field, bool debug)
基本的には「ImproveSceneSwitch(時間軸フィルタをかけたクリップ, オリジナルのクリップ)」という感じで使うようです。RemoveDirtのHPの下の方に使用例があるので、詳しくはそちらを見てください。
各パラメータの意味は、たぶんこんな感じ。
- field: 0でフレーム全体(デフォルト)、1でトップフィールド、2でボトムフィールドをフレーム差分の計算対象とする。
- ratio: シーンチェンジ検出の感度。整数で1〜100まで(デフォルトは7)。
- first/last: falseならシーンチェンジと判断しても、シーンの最初のフレーム/最後のフレームを変化させない。
- extrapolation: trueでシーンチェンジの検出に外挿法(extrapolation)を使用。デフォルトはfalse。
なお、ImproveSceneSwitchフィルタは、次期AlignFieldプラグインに搭載され、その際、RemoveDirtプラグインからは削除される予定だそうです。
- Dirt Removal in Movies(by Rainer Wittmann)