niiyan's blog

niiyanの個人ブログ。

AVS 生成バッチファイル TYPE 2(テンプレート型)

概要

ビデオクリップをドラッグ&ドロップすると、そのクリップをソースファイルとする AVS ファイルを生成します。複数ファイルの一括入力に対応しています。

にーやんの動画作成支援バッチファイルの 1 つです。同様のバッチスクリプトとして、すでに AVS 生成バッチファイル TYPE 1(拡張子振り分け型)を公開していますが、こちらはソースの読み込み部分にテンプレートを使用する点が異なります。ソースのファイル形式が毎回決まっているような場合は、こちらのバッチファイルの方が適しているでしょう。

特徴

  • ソース(ビデオ/オーディオクリップ)の読み込み部分のスクリプトを、指定されたテンプレートに基づいて生成。
    • テンプレートの中身はバッチファイルなので、たとえば DGIndex をコマンドラインで呼び出して d2v ファイルを出力し、それをソースファイルとするといったことも可能です。

ダウンロード

gen_avs2_20061219.zip - Windows Live (2006-12-19 公開)

内容物

  • gen_avs2.bat
    • AVS 生成バッチファイル。
  • my_plugins_example.avst
    • AviSynth 2.5 プラグイン読み込み用テンプレートのサンプル。gen_plugin_template.bat で生成しました。
  • old_plugins_example.avst
    • AviSynth 1.0/2.0 プラグイン読み込み用テンプレートのサンプル。gen_plugin_template.bat で生成しました。
  • filter_chain_example.avst
    • フィルタ連鎖テンプレートのサンプル。
  • template/*.avst
    • ソース読み込みテンプレートのサンプル。

使用方法

  1. バッチファイル(gen_avs.bat)をメモ帳で開いて、初期設定を行います。初期設定が終わったら、上書き保存してください。
  2. ソース読み込みテンプレートを用意します。
    • テンプレートの書き方は、同梱されている help_template.txt やテンプレートのサンプルを参考にしてください。中身はバッチファイルなので、ある程度コマンドプロンプトの知識が必要となります(ただし、ソースの種類によっては、サンプルの設定を変更するだけで、そのまま使えると思います)。
  3. プラグインを手動(LoadPlugin)で読み込む場合や AviSynth 1.0/2.0 用プラグインを使用したい場合は、あらかじめ「プラグイン読み込みテンプレート」を作成しておきます。
  4. クリップの読み込みの後にそれ以外のフィルタ設定も追記したい場合は、フィルタ連鎖テンプレートを用意します。
    • 記述の仕方は、通常の AviSynth スクリプトと同じです。同梱されている filter_chain_example.avst を参照。
  5. AviSynth を使って読み込みたいビデオクリップを選択(複数選択可)して、バッチファイルに D&D します。
    • ヒント: バッチファイルのショートカットを SendTo フォルダに置くと、[送る] メニューからビデオクリップを渡すことができます。SendTo フォルダは、"C:\Documents and Settings\ユーザー名\SendTo\" にあります(Windows XP の場合)。
  6. 指定したフォルダに、D&D したビデオクリップの数だけ AVS ファイルが出力されます。

初期設定項目

設定項目に関する説明(コメント)はバッチファイル(gen_avs2.bat)の中に書いてありますので、そちらを参考に設定してください。

テンプレートの書き方

同梱されている help_template.txt やテンプレートのサンプルを参考にしてください

注意

  • Windows XP(SP2)で動作確認しています。その他の Windows OS(とくに 98/Me)では動かない可能性があります。