niiyan's blog

niiyanの個人ブログ。

AVS 生成バッチファイル TYPE 1(拡張子振り分け型)

概要

ビデオクリップをドラッグ&ドロップすると、そのクリップをソースファイルとする AVS ファイルを生成します。複数ファイルの一括入力に対応しています。

にーやんの動画作成支援バッチファイルの 1 つです。同様のバッチファイルに、AVS 生成バッチファイル TYPE 2(テンプレート型)があります。

特徴

  • 拡張子によって、ビデオクリップの読み込みに使用するフィルタを切り替えます。
    • .avi なら、AviSource
    • .mpg/.mpeg/.m2p/.mpv/.m2v なら、DGMPGDEC または MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In(設定による)
    • それ以外なら、DirectShowSource を使用。
  • DGMPGDEC を使って MPEG-2 ファイルを読み込む設定にすると、コマンドラインで DGIndex を呼び出して d2v ファイルを出力し、それをソースファイルとします。
  • ビデオクリップと同じフォルダに同名または同名+αの(foo DELAY -066ms.mpa のような)名前の音声ファイルがあれば、AudioDub フィルタで合成するようにします。
  • 外部音声ファイルの合成時にも、ビデオクリップ同様、拡張子によって音声入力フィルタを切り替えます。
    • .wav があれば、WavSource
    • .mp2/.mpa/.mp3 があれば、指定した MPA 入力フィルタ(NicMPASource など)
    • 拡張子とそれに対応するフィルタを、追加で 1 つまで指定可能。
  • .mp2/.mpa/.mp3 については、バッチ実行時に mpg123 でデコードすることも可能。

ダウンロード

gen_avs_20061215.zip - Windows Live (2006-12-15 更新)

内容物

使用方法

  1. プラグインを手動(LoadPlugin)で読み込む場合や AviSynth 1.0/2.0 用プラグインを使用したい場合は、あらかじめ「プラグイン読み込みテンプレート」を作成しておきます。
  2. クリップの読み込みの後にそれ以外のフィルタ設定も追記したい場合は、フィルタ連鎖テンプレートを用意します。
    • 記述の仕方は、通常の AviSynth スクリプトと同じです。同梱されている filter_chain_example.avst を参照。
  3. バッチファイル(gen_avs.bat)をメモ帳で開いて、初期設定を行います。初期設定が終わったら、上書き保存してください。
  4. AviSynth を使って読み込みたいビデオクリップを選択(複数選択可)して、バッチファイルに D&D します。
    • ヒント: バッチファイルのショートカットを SendTo フォルダに置くと、[送る] メニューからビデオクリップを渡すことができます。SendTo フォルダは、"C:\Documents and Settings\ユーザー名\SendTo\" にあります(Windows XP の場合)。
  5. 指定したフォルダに、D&D したビデオクリップの数だけ AVS ファイルが出力されます。

初期設定項目

設定項目に関する説明(コメント)はバッチファイル(gen_avs.bat)の中に書いてありますので、そちらを参考に設定してください。

注意

  • Windows XP(SP2)で動作確認しています。その他の Windows OS(とくに 98/Me)では動かない可能性があります。

リンク

更新履歴

  • 2006-12-13: 初版。
  • 2006-12-15:
    • 外部音声ファイルの検索において、完全に同じ名前の音声ファイルか「ファイル名 T数字 DELAY 数字ms.拡張子」の音声ファイルのみを対象とするようにした(無関係な音声ファイルが指定されてしまうのをなるべく防ぐため)。
    • 初期設定のデフォルト値を、できるだけ外部ファイルのパス設定がなくても動くものに変更。